先週土曜日に参加してきました。
新型コロナウイルス感染拡大を機に、少人数学級への機運が高まり、その実現に向けて国も動き始めました。
教育予算の対GDP比が最低の国
未だに日本の教育予算はOECD諸国で対GDP比で最下位…。
OECD平均が4%に対し、日本は2.9%
これを見ただけでも、子どもたちがいかに大切にされていない国かが分かります。
OECD平均にするにはあと6兆円が必要です。
国が出した試算では、約7800億円、GDP比2.9%を3%にするだけで30人以下の学級が実現が可能です(※ただし、教員の1人あたり660万円で試算した場合。ハード面のお金は含まない)。
OECD諸国では、少人数学級が当たり前
また、OECD諸国の、一学級当たりの人数上限が30人以上という国もほとんどありません。
これぐらい日本の状態がいかに異常かということがわかります。
子どもたちをお金でしか見ていない今の政府や政権を変えないといけない
骨太方針2020の中に、少人数という文言が入り、2021年度予算換算要求の中にも学級編制の標準の引き下げという文言が初めて入りました。
しかし、少人数"学級"と書いていないことなど、財務省がネックになり、教育をお金(費用対効果)でしか見ていないことに大きな問題があるということでした。
子どもたちに対する教育を経済効率でしか見れない体質を変えないといけません!
引き続き、私も世界では当たり前の少人数学級実現に取り組んでいきたいと思います!
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